君と出会った春

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「僕は~です。よろしく」 「あたしは……」 俺はほとんど聞いていなかった。 興味ないし。 そして俺の番。 「俺は…」 ガラッ! 俺が言っている途中で誰かが入ってきた。 「遅れてすいませんっ!!」 …………… 教室が沈黙に包まれる。 が、その沈黙を羽田が破った。 「いいよーっ!席について♪」 「本当にすいません…」 その子は俺の隣の席だったらしく俺の顔を一瞬見た後、隣の席に着いた。 あれ? さっきの女の子じゃん。
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