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これが正しいのか間違ってるのか、そんな事は関係無い。
今は一緒に居たいから一緒にいる。
それだけだ。
自分に言い聞かせるように、そんな考え事をした。
迷いがあるわけじゃない。
ただ、頭に浮かんだモノの理由を確かめたかっただけだ。
風呂から出て部屋に戻ると、早紀はまだ布団の上にいた。
下着の上にサテンのキャミソールを着ている早紀がこっちを振り返り、俺は何も言わずにその細い身体をもう一度抱き締めてキスをした。
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