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「生憎どっかの馬鹿が飽きもせず毎日キャンキャンキャンキャン騒ぐからな。お前が思ってるほど暇じゃないんだ。まぁ、お前は毎日暇そうだがな?」
あぁ、朝っぱらから何てムカつく男だろう。
「朝からムカつく嫌味をどうもありがとう。さっさとそこ、退いてくれない?そのでかいずうたいで前に立たれちゃ邪魔なんだけど。」
私の身長は150(四捨五入して)、対してコイツは180強
はっきり言ってコイツは壁だ。
「俺がでかいんじゃなくてお前が小さいんだろ?小学校は向こうだぜおチビちゃん。」
「小学生かお前は!いいからさっさとどきなさいよ!邪魔!!」
こんな奴を何時までも構ってられるほど私は気が長いわけでもなく
無理矢理横から通り抜けようとしたらあっさり鞄を捕まれ捕まってしまった。
「ちょっ、離しなさいよ!はーなーせー!!」
「おめでとう飯山、通算20回目の遅刻を果たしたお前にご褒美が…「いらない!!」
小日向の言葉を遮って全力で拒否をする
だってこいつのこの意地悪な笑い方!!絶対ろくでもない事を言うに決まってるんだ!
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