438人が本棚に入れています
本棚に追加
/69ページ
・・・・・・・・・
・・・・・・
それから2時間くらいたった頃だろうか、なんだか店内が騒がしくなってきた。
「ちょっ・・・!・・・と思っ・・・ですか!」
「別に・・・だってい・・・ないのよ!」
店の奥で、店員が女性と言い争っているようだった。
「いいじゃ・・・って、何歳だと・・・ですか!」
「別に・・・しょ!」
何歳だと思ってる?別にいいでしょ?
女子高生が18禁の物でも買おうとしたのだろうか。
なんだ?そのある意味シリアスな状況は・・・
まぁ、俺には関係ない・・・、でも関係ないだけに妙に気になる。
4年間も通っているが、こんな事初めてだし・・・
「・・・よしっ」
俺は呼んでいた本を置き、様子を見に行く事にした。
本棚を抜け、角を曲がる。
その時、いきなり女の人が飛び出してきた。
「キャッ・・・!!」
その女の人は・・・、いや、その女は・・・
自分の想像を超えた存在だった。
その女・・・いや、その少女は
俺の想像を超えて・・・小さかった。
なんというか、130センチくらいしかなかった。
最初のコメントを投稿しよう!