殺戮少女

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多美子と真美は交互に少女を見る。 少女 「大丈夫、死なないから。私が保証する。」 少女はそう言いながらニコリと微笑んだ。 真美 「や、やめてよ気持ち悪い。多美子帰ろう。」 真美が少女の横を通り過ぎようとする。 しかし。 バシッ。 少女に腕を掴まれた。 少女は悪のように笑う。 少女 「逃がさないよ。」 少女の意外な握力に。 真美 「い、嫌。離して。助けて。」 真美は少女の手を振りほどこうとするが離れない。 多美子 「真美・・・。」 多美子が後退りする。 多美子と真美の体は大量の汗をかき始めた。 少女は左手で真美の体を壁に押し付け、右手で真美の左腕を引っ張った。 少女 「頭以外キレイに食べてあげるからね。」 少女は悪のように微笑みながそう言った。 真美の体が・・・ミシミシッ。ギシッ。 鈍い音を立てながら肩の骨が外れ、砕けていく。 多美子は荒い呼吸をしながらその光景を見ていた。 そして少女は思いっきり真美の腕を引きちぎる。 ブチッ。
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