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時刻はすでに11時をまわっていた。
弘
「その今噂の都市伝説の名が闇のレストラン、メニューはグロいってこと。」
充
「それだけか?」
充は早く知りたいせいか、興奮気味で弘をまくし立てる。
弘
「焦んなって、重要なのはこれから話すんだからさ。」
そう言いながら弘は辺りを見渡す。
弘
「場所はこの学校の近くらしいんだが正確な位置は分からない。現われる場所が人によって違うからな。そして重要なのはもやが掛かる場所に現われるってこと。そこは皆一致してるんだ。」
充
「もやの中に入れってことか?現われる時間は?」
弘
「だから、焦んなって。」
充の興奮状態は尋常じなかった。
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