殺戮少女

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多美子 「ねぇー真美、昨日のニュース見た?」 真美 「昨日?見てないよ~。ニュース何かめったに見ないんですけどw」 2人の女子高生、真美と多美子が夏の夜道を歩きながら談笑していた。 学校帰りらしいが6時は過ぎていた、がまだ少し明るかった。 その時ふっと思い出したように多美子が聞いてきたのです。 辺りには電灯もなく、田舎なのか人の気配もほとんどない。 真美 「何か面白い事件でも有ったん~?」 多美子 「何かね~、二十歳の男性が何者かに殺されたの。」 真美 「それだけ?」 多美子 「その何者かが重要なんだけど、その男性の遺体が見付からないらしいの。地面にはたっぷり血の跡は有ったみたい。」 真美 「うん、それで?」 多美子 「それで遺体を探してたら、まだ微妙に動いてる生暖かい心臓が発見されたらしいの。」 真美 「えっ、何それ。怖っ。しかも気持ち悪っ~。それってつまり、どういうこと??」 多美子 「さぁ~。」 真美と多美子は顔をしかめながら考えた。 多美子 「しかもこの事件昨日だけじゃないらしいよ。」 真美 「うそ~。嫌だな~、まだ犯人捕まってないんでしょ?」 多美子 「うん、全く手掛かりがないらしいよ。」 多美子と真美がそんな話をしていると突然。話をしている突然・・・。
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