闇のレストラン

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充は料理食べてないのに帰してくれるとは思えなかったが、わずかな望みに懸けた。 チリンチリン。 充は鈴を鳴らした。 従業員 「はいっ、何でしょうか?まさか帰りたいとおっしゃるんじゃないでしょうね?」 充は図星をつかれた、そのせいで言い出しにくくなった。 弘 「そのまさかですよっ。こんなの普通の人間が食えるわけないやろが。」 弘は怯えながらも軽く怒りを込めながら言った。 従業員 「帰れないこともないんですが・・・。」 従業員は不敵な笑みを浮かべながら言った。 弘 「どういうことですか、帰れないこともないって?」 弘は従業員の不敵な笑みを見て、ただでは帰れないことを悟った。
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