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真美
「多美子はどこだと思う?」
多美子
「私に振らないでよ~。でもやっぱり頭かな~??」
真美
「えっ、頭??」
多美子
「違うの?普通頭でしょ??」
多美子と真美は唐突な質問に悩んだ。
少女
「頭・・・頭・・・頭。」
少女は小声で連呼した。
少女
「じゃ・・・頭以外は要らないよね?」
多美子・真美
「えっ?」
多美子は少女の言葉を聞いて驚いたが、睨んで反論した。
多美子
「何言ってるの。そんなことないわよ。」
少女
「大切な部分が残ってれば、生きられるでしょ?」
多美子
「はっ?頭平気?もしかして喧嘩売ってんの?」
多美子はちょっとキレた。
真美
「多美子やめなよ。落ち着いて。」
キレた多美子を真美がなだめる。
少女は多美子の目を見る。
少女
「私の言ってる事は、間違いないよ。昨日ニュース見たんでしょ?」
多美子
「あっ!?」
多美子は驚いた。
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