2497人が本棚に入れています
本棚に追加
心境3
逃げ出すなんて、許さない。
嫌がる身体を無理矢理押さえつけて。
その口から出る悲鳴は聞こえない振りをして。
無理矢理貫いた。
それは想像していたよりも甘美で。
その声も、この身体も、髪の毛一本でさえも。
全て俺のものだと感じたくて。
一晩中華奢な身体をむさぼった。
終わった後、みうは気絶していて。
急速に身体が冷えていくのがわかった。
―違う、欲しかったのはこんな関係じゃない。―
みうの頬には涙の跡が色濃く残っていて。
ああ、俺は・・・
最初のコメントを投稿しよう!