1 少女

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高菜は家に入ると傘を置いた。 家では母親が夕食のカレーライスを作っていて、弟は買ったばかりのゲームをしていた。 部屋に鞄を置いた後、高菜は夕食の準備を手伝った。 父親の帰りが遅いので、3人で食べた。 風呂に入り、その後部屋に戻った。 部屋に入るとすぐにケータイを手に取り、光一にメールする。 「日曜日デートしよ」という単純な内容のメールだったが、送信ボタンを押すのは少し恥ずかしかった。 すぐに返信があった。 「日曜日ならいいよ!」という内容だった。 高菜は嬉しかった。
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