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恐る恐る近づいて拾い上げて
みると、まるで私が触れるのを
待っていたかのように―…
――――゚*。:゚+、♪…
何故だか懐かしい
メロディーが流れ出した
ア「………これは――」
「俺のものだよ、アリス」
ア「!?」
――誰のかな?
そう私は言おうとした
でも、その前に答える声が――
金時計から目を離すと、
真っ白な空間に溶け込むように
…目の前に白兎がいた
.
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