赤いアイツがやって来た

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羽を広げてブンブン飛んでる 赤いアイツがやって来たんだ 見た目可愛い星が七つも 背中に背負った美人な奴さ だけどこんな時に来ること無いだろう? ちょっと彼女のお鼻から退いてよ 丸で赤いつぼみが出来たみたいだ ちょっとした遊びさ お鼻から飛んでよ 全く気付かないみたいだから 赤いアイツがやって来たんだ キスの甘い一時も気にせず もしやお前 妬いてんのかよ キスの味も知らないクセに どうして行き先にお前居るのさ? 高い高いお日さまが落ちても どうした? たかがキスするくらいで、お前の星が揺れて泣いてる様だ 何時からだったか気付けば俺の 口には甘い甘いキスの味が広がってたんだ いつの間にお前 俺の隣に居たんだよ そういや彼女は何時から居ない? まぁいいや、それでもな なんだかお前の甘いキスの味は ずっと手放せないみたいだから
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