興奮

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体育の時間、きみの着替えを見ないようにしていたのにきみが裸のまま僕の目の前に立った。 そのせいで僕は椅子から立ち上がれなくなった。 「美名、顔、赤いけど熱があるのか?」 僕の顔が赤いのはきみのせいだよ。 僕の目線の先には、丁度きみの胸板だ。 興奮して勃起した、やばいやばい気付かれたら嫌われる。 「ちょっと身体が熱いんだ、今日は見学するよ。」 落ち着け僕。 「保健室なら付き合うぜ?」 冗談じゃない、今なんか立ち上がれない。
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