興奮

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「大丈夫だから先に体育に行けよ。」 とにかく一人にして欲しい。 「おい、本当に大丈夫か、立てよ保健室行くぞ。」 きみに手を引っ張られて僕の腰が少し浮いた。 「離せ!」 思わず叫んできみの手を乱暴に振りほどいた。 「美名、俺心配して…。」 甲斐が謝ったけど僕は机に顔を伏せて返事を返さなかった。
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