胸の高鳴り

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屋上から校庭を見下ろした、甲斐と彼女の姿が見えた。 「嫌なものを見てしまった。」 僕は屋上から彼女目掛けて、唾をたらした。 当たる訳もないのに何故だかそうしたかったんだ。 僕は僕の気持ちを制御出来ない。 甲斐に気持ちを知られるのも時間の問題だろう。
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