#1 もしも彼が生きていたなら

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… ドンっ 「うわあぁぁぁああ!」 僕は大声で叫びヘルメットを無理矢理とった。 老人が頭をかきむしる僕を宥めている。 「落ち着いて、大丈夫、今のはもしもの世界だから」 「えっと…僕は…?」 寝起きの時のように頭の回転が悪く、ここがどこで、僕は何をしてるのかわからなかった。 「どこから説明しようか?」 老人は僕にゆっくりと説明してくれた。
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