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結局、聖と付き合い始めた私。
付き合うと言っても、カラオケに行ったり、聖の母親がバイトしている居酒屋に行ったり、聖の友達や悠生と遊んだり…
彼氏と彼女っていう気分ではなかった。
もちろん…
付き合っているのだから、それなりの事はしていた。
ただ…
聖からは愛が伝わって来なかった。
キスをしても…
2人で抱き合っても…
ドキドキもあまりしない。
それでも聖は友達に、私を彼女だとちゃんと紹介してくれていた。
やっぱり…
年下は頼りない。
甘えられるばかりで、私が甘えたいとは思えなかった。
年上や同年齢とばかり付き合ってきた私にとって…
年下は守ってあげなくちゃいけない…
そんな気持ちにしかなれなかったのだ。
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