春風
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下駄箱で急いで靴を履き変える。 人差し指を踵のところに突っ込んで履き慣れないローファーに足を入れた。 爪先でとんとん、と数回地面を蹴り、二人で急いで校門外まで走った。 その時、ザァァァと音をたてて風が私たちの背中を押した。 「キャッ!スカートッ…!」 「風、強い…っ」 目に飛んできた異物が入らないように、私は反射的に目をつむった。
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