12223人が本棚に入れています
本棚に追加
/309ページ
その後は特に変わった事もなく、最初に出てきた先生の指示で教室に戻った。
そして今は龍牙達5人と話をしている。
「へぇ~。じゃあ光輝君はこっちに来て早々魔法の練習をしてたんだ」
「あぁ、毎日朝から夕方まで……楽しかったけど疲れたよ……」
「でもな唯、光輝はこの1週間で中級魔法を使えるようになったんだぞ!!」
「へぇ~、中級ねぇ……中級!?えぇぇぇぇぇ!!!」
宮世の声は大きく、教室にいたヤツらは全員こっちを見た。
「バカ!!声がでかい!」
龍牙はそう言うが、お前がそんなことを言わなければこうならなかったと思う。
「ゴメンゴメン。でも1週間で中級は凄いよ!何でそんなに早く使えるの?」
「皆そう言うんだよな。何で使えるのかは俺もわからない」
恐らく“力”とかいうのがあるから……とは言わない。
コイツらに心配かけたくないし、まだハッキリとわかってないからだ。
そんなことを考えてると、修司さんが入ってきた。
それを見た俺達も席に戻った。
最初のコメントを投稿しよう!