入学

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その後は特に変わった事もなく、最初に出てきた先生の指示で教室に戻った。 そして今は龍牙達5人と話をしている。 「へぇ~。じゃあ光輝君はこっちに来て早々魔法の練習をしてたんだ」 「あぁ、毎日朝から夕方まで……楽しかったけど疲れたよ……」 「でもな唯、光輝はこの1週間で中級魔法を使えるようになったんだぞ!!」 「へぇ~、中級ねぇ……中級!?えぇぇぇぇぇ!!!」 宮世の声は大きく、教室にいたヤツらは全員こっちを見た。 「バカ!!声がでかい!」 龍牙はそう言うが、お前がそんなことを言わなければこうならなかったと思う。 「ゴメンゴメン。でも1週間で中級は凄いよ!何でそんなに早く使えるの?」 「皆そう言うんだよな。何で使えるのかは俺もわからない」 恐らく“力”とかいうのがあるから……とは言わない。 コイツらに心配かけたくないし、まだハッキリとわかってないからだ。 そんなことを考えてると、修司さんが入ってきた。 それを見た俺達も席に戻った。  
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