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「さっきも言いましたが、神城 光輝です。属性は光で……」
「「「何ぃ~(えぇ~)!?」」」
「いま光って言ったか!?」
「言ってた言ってた。さすが新入生だな!!」
いや、あの……これ再開していいのか?
「とりあえず属性は光で、武器は刀です。あ、ちなみに二刀流だから。
魔法も武器での戦いもまだまだですが、よろしくお願いします」
俺が自己紹介を終えると視線が向けられてきた。
それは、憧れ・尊敬・嫉妬などの想いがこもった視線だった。
なんか複雑な気分だ。
その時俺の後ろのヤツが立ち上がった。
それと同時に教室は静かになり、ヒソヒソ話が聞こえてきた。
「おい、氷の女王だ!」
「ホントだ!1番後ろにいたから気付かなかった」
氷の女王?如月が?
俺にも聞こえてるから如月にも聞こえてるはずなんだけど、アイツはそれを無視して話しだす。
「如月 皐月。属性は氷、武器は扇子」
如月はそれだけ言うと再び座った。
ってか、扇子でどうやって戦うんだ?
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