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「相変わらず二宮達以外には無愛想だな……でも神城とは話してたぞ?」
「マジかよ!?アイツ何したんだ?」
何もして……ないよな?
何故か自信をもって言い切れない。
「顔はいいけど性格がな……」
「確かに。おっ、次のヤツだぜ」
2人組はヒソヒソ話を止めて自己紹介に耳を傾け始めた。
その後も特に変わった生徒はおらず、龍牙の番になった。
「二宮 龍牙だ!!属性は火、武器は槍。魔法を使いながらの中距離戦が得意だぜ!これからよろしく~!!!」
何ともインパクトのある自己紹介だったな。
これで後は宮世だけだな。
それから数人が自己紹介を終え、次は宮世だ。
「宮世 唯です。水属性で、双銃を使ってます。主に魔法で回復やサポート、銃での牽制が得意で、接近戦が苦手です。よろしくお願いします」
龍牙とは違った、キチンとした自己紹介だったな。
そんな感じでB組の自己紹介は終わった。
「じゃあ今日はもう帰っていいよ。明日から授業だから遅刻しないようにね」
修司さんはそう言うとさっさと出ていってしまった。
「んじゃ光輝!!帰ろうぜ!」
いつの間にか俺と如月の周りに集まっていた龍牙達。
「あぁ、そうだな」
こうして入学初日の学園が終わった。
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