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あれから俺と如月は龍牙を的とし、魔法の練習をした。
おかげで【光焼波】の詠唱破棄が完璧にできるようになったぜ!
これからも何かあったら龍牙を使おう。
なんだか如月とも仲良くなれた気がするし。
龍牙様々だな。
おっとヤバい……調子に乗るとろくなことがないからそろそろ黙るよ。
次は【聖光防壁】っていう防壁魔法に挑戦してみようと思ってる。
んで、龍牙を起こそうと思ってるんだけど中々起きないんだよ。
「お~い龍牙」
「…………」
「龍牙さん?」
「…………」
「龍牙っ!!!」
「…………」
こんな感じで一向に起きる気配がない。
ちょっとやりすぎたな。
反省反省。
え?ちょっとじゃない?
気にしたら負けだよ。
何に負けるかは知らないけど……。
仕方ない。別の人に攻撃してもらうか。
如月は……うん、除外だな。
宮世と彩華は集中してて頼める雰囲気じゃない。
必然的に残りの翔だな。
「お~い、翔!!!」
俺は離れた所で練習してる翔に近付いた。
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