退屈?な1日

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         * その後は何事もなく食事が終わり、みんなは自分の部屋に戻っていった。 「お~い光輝、まだ洗い終わらないのか~?」 ただ1人を除いて…… 「だったらお前も皿洗い手伝ってくれ。ってか何で帰ってねぇんだよ」 作ってもらって後片付けまでしてもらうのはさすがにと思い、自分ですることに決めた俺だが……正直龍牙が邪魔だ。 手伝わないなら帰ってほしい。 「だってよ~、部屋に戻っても暇じゃん?」 さも当然のような顔をしてそう言い張る龍牙。 コイツ……自分が病人だって自覚してないのか? 「お前も話聞いてただろ?明日は絶対休むわけにはいかないんだからもう寝とけ」 「うわっ、冷たっ!」 濡れた手で龍牙の背中を押し、絶対風邪を治せと念を押して部屋から追い出した。 「さて、俺も早く寝るか」 ――ピンポーン 残った洗い物を片付けようと扉に背を向けた瞬間、部屋にインターホンが鳴り響く。 「龍牙、お前いい加減に――」 扉を開けた俺はそこで言葉を止めてしまった。 何故なら扉の前にいたのは龍牙じゃなく…… 「な、何よ?」 如月だったからだ。  
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