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宮世達の場所がわからないので龍牙と連絡をとると、昼時ということもあり食堂に集合となった。
そして俺達は食堂に向かっている。
その間にいろいろ聞いておこう。
「今更だけど、お前の名前は?」
「俺は高峰 嵐(たかみね あらし)だ。嵐って呼んでくれ」
「俺は――」
「神城 光輝だろ?知ってるよ。結構有名だからな」
……どうしてコイツは人の言葉を遮るんだろうか……
それに有名ってどういうことだ?
「何で?って顔してるな」
俺の表情を見て嵐は楽しそうに笑う。
「考えてみろよ。お前は高校からの入学生なんだぜ?」
あぁ、なるほど。
みんなの前で話したからか。
「属性はもちろん風。武器はライフルだ」
「へぇ~。やっぱり風だったか……
それにライフルって扱いづらい武器だな」
それに対しては嵐も苦笑している。
ライフルなんて個人戦だと使いづらいだろうからな。
「まぁ、3年も使ってれば慣れるさ」
「そんなもんか?」
「そんなもんだよ」
そんな話をしているうちに、いつの間にか食堂に到着した。
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