メンバー集め

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えっと……龍牙達は…… 「お~い、光輝!こっちだ!」 俺の視界には立ち上がって大きく手を振る龍牙の姿が。 うん。恥ずかしいからやめようか。 これ以上叫ばれても困るので、俺と嵐は足早に龍牙達の座っているボックス席へ向かった。 「おい龍牙!恥ずかしいからやめろ」 「まぁまぁ、別にいいだろ?」 眩しいぐらいの笑顔を見せてくる龍牙に、俺は呆れて言い返すことができなかった。 「ねぇねぇ、光輝君。彼がそうなの?」 横から聞こえた声に首を回せば、宮世が目を輝かせながら嵐を見ていた。 「あぁ、そうだぜ。コイツはあら――」 「ちょ、ちょっと来い!」 今日何度目かの遮りと共に、俺は少し離れた場所まで連れていかれた。 「何だよ?また俺の言葉を遮りやがって」 「そんなことはどうでもいい」 俺の言葉=そんなこと で片付けた嵐は、俺の肩を掴んで激しく揺する。 「当たりじゃねぇか! 宮世 唯に一ノ瀬 彩華、氷の女王……如月 皐月までいやがる。 何でもっと早くに言わなかったんだよ、神城」 更に揺する勢いが強くなり、ギブアップの意味をこめて嵐の腕を叩いても止まりそうにない。  
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