メンバー集め

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「同じ属性の人がチームにいるなんて……」 「マジか……知らなかったぜ」 フフフ……悪い気はしないな。 「神城、もしかしてその娘って……」 遅れてきた如月は坂上に目を向ける。 「あっ、このチームに入れてもらうことになりました坂上 志乃です。よろしくお願いします」 「ふ~ん……よろしく」 丁寧に頭まで下げた坂上に対し、如月は興味ないと言わんばかりに視線を外した。 この光景を見るたびに思う。 どうして如月は俺には普通に接してくれるんだろうか…… 「悪いな。ああいうヤツなんだ」 「そうそう。俺なんて話してもくれないんだから」 俺と嵐はすかさずフォローに入る。 しかし坂上はさほどショックは受けてないみたいだ。 「大丈夫ですよ。やっぱり噂通りの人なんですね」 噂……か。 それはやっぱり氷の女王と呼ばれてる理由だよな。 だいたい予想はついてるけど今度アイツらに聞いてみるか。 とりあえず、アイツらに坂上が入ったことを伝えるために携帯を取り出した。  
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