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「あなたには入学式当日まで魔法の練習を降谷先生にしてもらうわ。わかった?」
「わかりましたけど、時間とか場所はどうするんですか?」
疑問に思ったことを俺は尋ねる。
ってかいきなり魔法の練習って……本人の意思は関係ないような話し方だったな。
「時間は毎朝9時から午後の6時まで。場所は第8訓練所を使ってね」
9時から6時って……キツすぎだぞ?
それより第8訓練所?なんだそれ。
「第8訓練所って何ですか?」
時間の事はあえて言わない。
「言い忘れてたわ。この学園には生徒達が魔法の練習をできるように訓練所を設けてるの。
訓練所には10部屋あって、その部屋を第○訓練所と呼んでるわ」
真衣さんは、わかった?的な顔をして俺を見た。
まぁ確かにわかったし、俺は頷いておいた。
つまり第8訓練所は8番目の部屋ってことだな。
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