12223人が本棚に入れています
本棚に追加
「で……ここが?」
「そう。第8訓練所だよ!!」
あれから俺達は歩き続け、第8訓練所に着いた。
一言で言うなら、『広い』だな。
もう驚かないぞ!!
「さて、これから光輝君には魔法についての知識を身に付けて、実際に使えるようになってもらう。いいね?」
そりゃあ、それが目的でこの学園に来たんだからな。
いいも悪いもないだろ!
俺は大きく頷いた。
「まず光輝君には魔法を使う為に魔力を見つけてもらわないと」
「それってゲームなんかで言うMPみたいなものですよね?」
俺は自分に分かりやすいように言い換えて修司さんに尋ねた。
「そうだよ。ゲームの通り、魔力がないと魔法が使えないから魔力の使い方には注意してね。って言ってもこれは後で教えるんだけどね」
そう言って修司さんは笑いながら答えた。
最初のコメントを投稿しよう!