いざ、学園へ

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「1週間後だよ」 1週間で3年間分のハンデなんか補えるか!!! 聞いてないぞ真衣さん!! 「どうした?なんか震えてるぞ?」 そんな俺を見て、龍牙が心配そうに聞いてきた。 「大丈夫だ。ちょっとここの学園長の無謀さにイラッっときただけだから……」 「それ大丈夫なのか?」 「お待たせ~ってどうしたの光輝?」 その時、タイミングよく翔が戻ってきた。 「実は……」 俺と龍牙は翔に今までの話を話した。 「それは災難だね。最低でも中級魔法を3つぐらい使えるようにならなきゃ厳しいからね」 「なぁ、中級魔法って何だ?」 俺の言葉に龍牙と翔は一瞬驚いた表情をするがすぐに戻った。 「そうだったな。お前は知らなかったんだっけ?」 「まぁ詳しい事は指導してる先生が教えてくれるだろうから簡単に言うね?」 俺はとりあえず頷いた。  
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