訓練

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「何でもないよ……それより光輝君の属性だけど……」 緊張する……。 風なのか?雷なのか? 「光輝君の属性は……」 そんな溜めなくていいから。 「光だよ!!良かったな!珍しいぞ」 ふ~ん。……光? 「マジですか?」 「マジです!」 光か……後で龍牙に自慢してやろう! 「よし。属性もわかったし、次はお待ちかねの魔法を使ってみようか」 ついにきたぞ……いよいよ俺が魔法を!! 「ただ……」 修司さんが険しい表情で何かを言おうとしたから、俺も黙って聞く姿勢になった。 「魔法は君が思っているより危険だ。 中途半端な気持ちや遊び感覚なら大怪我をするだろう。しっかり気を引き締めるように」 修司さんはいつもと違い、一言で言うなら“怖かった”。 それだけ危険だという事だろう。 俺はそれを理解し、頷いた。  
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