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「っ!!【光壁】!!!」
目の前に光の壁ができ、修司さんの雷を防いだ。
あまりの速さに、俺は魔法を出すのが一瞬遅れたけど何とか間に合った。
「危なかった……修司さんって雷属性なんですね……」
「あと、火と氷も使えるよ」
マジかよ……朝翔に複数属性を持ってる人もいるって聞いたけど、まさかこんな近くにいたとは……
「スゴいですね。まさか3つも使えたなんて……」
「でも昔は大変だったよ……3冊も魔術書を読まなくちゃならなかったしな」
修司さんはそう言って苦笑した。
「それよりも、初級魔法はもう完璧だな。これで中学一年生が終わった感じかな」
まだ中1なんだ……でも2日で1年分が終わったのはスゴいよな。
「次にやってもらいたい事がある」
修司さんはそう言うとポケットから何かを取り出した。
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