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「武器は消えろと念じれば消えるからね」
それを聞いて消えろと念じてみるとホントに消えた。
「逆に使いたい時は出ろって念じれば出てくるよ」
「わかりました。修司さんの武器は何なんですか?」
俺は気になっていた事を聞いてみた。
「俺かい?俺の武器はコイツさ」
修司さんの手に握られていたのは俺と同じ刀だった。
しかし普通の刀より長い……つまり太刀で、刀身は紫のような色をしていた。
「太刀って……使いづらいんじゃないですか?」
あれだけ長いと振りづらいもんな。
「ハハッ。もう慣れたよ。それより光輝君こそ大丈夫なのかい?」
そうだった……俺も二刀流だから使いづらいな。
こりゃ練習しないと……
って、俺刀の練習なんかしたことないし!!
「刀の練習って素振りとかしてればいいんですか?」
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