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「へへっ、そろそろお前達が来るだろうと思って食べずに席を取っといたんだぜ?」
胸を張って威張る龍牙を見ると、苦笑するしかなかった。
「ありがとな。龍牙、翔」
「オゥ」
「どういたしまして。それより横の人は降谷先生じゃん!」
「知ってるのか?」
って、コイツら中学からいたから知ってて当たり前か。
「降谷先生はこの学園で1番強い先生なんだよ!!まさか光輝を教えてる先生が降谷先生だったなんて……」
やっぱり凄いな、修司さんは。
「だから俺が言った通りだろ?期待されてるって」
と龍牙が言った。
期待ってのは昨日の話の事だろう。
「本当だね。降谷先生に教えてもらえば期待以上になるんじゃない?」
おいおい……そんなに期待しないでくれ!
「ハハッ。俺はそこまで凄くないよ。それに成長するかは光輝君次第だから、俺は関係ないさ」
やっぱり修司さんはできた人だ!!こういう大人になりたいよな。
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