12223人が本棚に入れています
本棚に追加
/309ページ
「それを言うならお前こそどうだったんだよ?」
コイツ……話を逸らしやがった。
しかも翔も気になってるみたいで話が逸れたことに気付いてない。
「俺は別に、付き合ったことなんてないし……」
「…………」
「…………」
「そこ黙るとこ!?いくら俺がカッコよくないからって沈黙はやめてくれ!!」
「は?お前自分の顔を鏡で見たことあるか?」
何か知らんが龍牙にバカにされた。
「失礼な。毎日見てるぞ!!」
だいたい鏡を見たことないやつなんていないだろ。
「お前は俺よりカッコいいぞ!」
は?龍牙よりカッコいい?
「ありがとう。慰めてくれなくていいさ……」
「ホントだから!!な、翔?」
龍牙は横にいる翔に話を振った。
最初のコメントを投稿しよう!