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「さて、気持ちを入れ替えようか」
訓練所に着いた途端、修司さんが真剣な顔で口を開いた。
俺もそれに頷き、気持ちを入れ替える。
「次にやってもらうのは武器に属性付与をすることだよ」
はい、またわからない言葉が出てきました。
「属性付与って何ですか?だいたい分かりますけど……」
「じゃあ何だと思う?」
それはまぁ……言葉通りの意味だろ。
「武器に……俺の場合光属性の魔力を流すんですか?」
「正解!じゃ、やってみて」
やってみてと言われてもな……
とりあえず流してみるか。
俺は刀を出して光属性の魔力を流した。
魔力は腕を伝って刀に移る。
すると2本の刀は色が変わっていき、少し透明な白い刀が出来上がった。
それに柄の部分が暖かくて、不思議と落ち着いてくる。
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