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俺は壁に向かって手を突き出す。
「眩しき光よ……我の障害となるものを燃やし尽くさん……【光焼波】!!!」
俺の手からは、まるでレーザーのような光の光線が放たれた。
もちろん当たった壁はかなり焦げている。
俺が初めて見た魔法、【炎弾】だったか?それより熱そうだ。
これは使いやすいから気に入った。
「どうやらその魔法が気に入ったみたいだね?」
修司さんって、実は読心術が使えるんじゃないのか?
まぁ、今はどうでもいいか。
「はい。そうですけど、それがどうしました?」
「実は魔法には詠唱破棄というものがあってね、同じ魔法を何回も使っていると詠唱しなくても使えるようになるんだよ!」
そうなんだ。確かに中級や上級魔法が詠唱なしで使えるようになったら便利だな。
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