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「で、この魔法を詠唱破棄できるようにしろ……と?」
「さすが光輝君!!察しがいいね」
やっぱりか……だんだん分かってきてしまった。
「わかりました。やりますよ……」
とは言ったものの、その後俺は【光焼波】ばかり使ったが結局詠唱破棄はできなかった。
「何でだ?今までは順調にいけたのに」
「詠唱破棄は経験が必要だからね。仕方ないよ」
やっぱりできないと悔しいな。
よしっ!!もう一回!!!
「残念だけど、今日は終わりだよ」
俺が詠唱を始めようとしたら、修司さんに止められた。
クソッ!こんな時だけ時間が過ぎるのは早いよな。
「ありがとうございました」
「じゃあまた明日ね」
俺は修司さんにお礼を言い、訓練所を後にした。
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