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――ガチャッ
「あれ、光輝?どうしたんだ?そんな所に突っ立って」
ちょうど龍牙が部屋から出てきて尋ねてきた。
「あぁ、如月と話してたんだけど――」
そこで俺の話は遮られた。
「皐月と話したのか!?お、お~い翔!!!」
龍牙は自分の部屋に戻っていった。
ってか、翔もいたんだ……
「えぇぇぇぇ!?ほ――に?」
「あ―――って―ら」
最初の叫び声は聞こえたけど、その後の会話は聞こえなかった。
しばらくすると話し声は止み、2人が出てきて部屋に引き込まれた。
「え?ちょっ……」
抵抗する間もなく、俺はソファーに座らされ、2人は正面に座った。
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