訓練

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「まぁ、その話はもういいや。それより龍牙!!俺は光属性だったぜ!」 「何ぃ!?お前が光!?」 「へぇ~。光輝って光だったんだ。スゴいね。そういえば光輝の名前も光って字が多いよね」 おっ!よく気付いたな。 「そうなんだよ。属性って案外単純なのかもな」 「で?魔法はどこまで使えるようになったの?」 フッフッフッ……聞いて驚け!! 「初級魔法は完璧、中級魔法はたぶん大丈夫だ。今は中級の詠唱破棄の練習してる」 「はぁ!?今日初めて魔法使ったんだろ?それで中級まで!?」 「僕なんて中級までに2年かかったのに……」 龍牙はともかく、翔はいじけて部屋の隅でのの字を書き始めた。 「あ~……俺明日も早いから帰るわ。龍牙、翔を頼んだ!!」 「あっ、おい……」 俺は龍牙の返事を無視して部屋を飛び出した。  
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