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1人学園長室へ向かった俺。
なるほど……修司さんが心配してたのはこのことだったのか……
あぁそうさ。今の俺の状況は最悪だ。なぜなら……
「ここ、どこだ?」
迷ってるからだよ!!!
何故あの時気付かなかったと後悔してる。この学園の広さは分かってたはずだ。1度しか行ったことがない学園長室の場所も覚えてるはずがない。
そして学園長室を探しているうちに訓練所までの戻り道まで分からなくなってしまったんだよ!
俺は辺りを見回してみたが、そんな都合よく人がいるわけ……いた~!!!
何か仕組まれてる気がするが今はアイツでもいい。
「き、如月~!!」
俺は全速力で如月のもとまで走った。
「助けてくれ!!」
「………………」
如月は俺を無視して行ってしまおうとしたが、そうはいかない!
こっちは命懸けなんだから!!
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