入学

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「あの、ちょっといいかな?」 俺の声に反応してこちらを見る女子の集団…… 龍牙!もし失敗したら、お前を殺してやるからな!! 俺は龍牙に言われた事を実行した。 まず、軽く微笑みながら…… 「クラス名簿が見えないから、道を空けてくれない?」 「「「ど、どうぞ!!!」」」 すると女子の集団は顔をやや赤くしながら道を空けてくれた。 次は満面の笑みで…… 「ありがとう」 「「「はぅぅ!!!」」」 次々と倒れだす女子達……なんか遠くにいた娘まで倒れてるし、龍牙が言った以上だな。 っと……何か男子からの視線……いや、死線が怖い! 道も空いた事だし、さっさと見て早く戻ろう! えぇっと……A組は……違う。 B組…… 秋雨 翔 翔発見! そのまま視線を下にずらしていくと…… 神城 光輝 やった!翔と同じだ。この調子なら龍牙も…… そう思った俺はアイツの名前を見つけた。  
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