12223人が本棚に入れています
本棚に追加
/309ページ
「一ノ瀬 彩華(いちのせ あやか)だ。彩華でいい。私も光輝と呼んでいいかな?」
「もちろん!よろしく、彩華」
「あの~、邪魔して悪いんだけどさ、早く行かないと僕達遅れるよ!」
翔の焦った声に、俺達は本来の目的を思い出した。
そう、講堂に行くという目的を……
「ヤバい!!遅れる!」
「アンタのせいよ!!」
今はケンカしてる場合じゃない。よって無視。
「龍牙!!講堂への最短ルートよろしく!」
「任せろ!こっちだ」
先頭を龍牙に任せ、講堂まで走った。
講堂に近付くにつれて見えてきた人影。
どうやら間に合ったようだ。
「ハァ……ハァ……危なかった……」
息を整えながら、講堂に入った。
感想……広い。
まぁ慣れたから驚かないさ。
でも……講堂が普通の体育館より広いなんて……
俺は改めてこの学園の凄さを実感したね。
最初のコメントを投稿しよう!