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「危ない――ッ!!」
そう叫んで、僕は走ってきた勢いのまま彼女に向かって飛び込み、抱きかかえて空中回転。そのまま僕が角の餌食となった。
「――キミ、どうして・・・」
「はははっ・・・大丈夫?怪我は・・・無、ぃ・・・?」
そのまま、意識は闇へ落ちていった。
「えっ、ちょっ・・・キミ、しっかりしなさい!ねぇ!?」
これが、運命の相手との、運命的な出会いだ・・・なんて、正直何とも言い難くて困る。
でも後に、僕は気づく事になる。
キミが居てくれたから、僕は僕自身の成すべき事を見つけられたって事に――。
パンドラbox!
chapitre 1
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