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「・・・あと、一つ聞いてくれないかな?」
「何です、まだ納得できないのですか?」
「いや、そうじゃなくて・・・」
視線を右に移すと、見事に足を踏みつけられていた。
「腕、痛いんだけど・・・」
そう言うと、女の子はまるでその事を忘れていたような顔をした。
「これは・・・その、貴方が変な事するから、つい」
と呟いて、足を退けた。
「・・・はっ!?貴方、見てないでしょうね!?」
いや、こっちは寝っ転がされてて、君は立って足上げてるんだからスカートの中が見えてたのは仕方がないんじゃないのか?
「普通に見えてたけど・・・」
「忘れなさい!10秒以内に忘れなさい!!」
「それは無理でしょ月詠ー・・・」
と、見覚えのある顔がこちらに来た。
パンドラbox!
chapitre 2
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