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「何だったんだろう・・・?」
思わず言葉が漏れた。
その時。
ピンポーン。
「うおっ!?」
不意に鳴らされたチャイムに驚きつつ、僕は玄関へ向かった。
「はいはい、今開けますから待って下さいよ」
そう言いながらドアを開けると、
「あ、はじめまして。雨月宗さんですよね?」
「え、ああ・・・そうだけど」
来客は、ショートカットの綺麗な銀髪で、綺麗な碧眼の可愛らしい女の子だった。
先程挙げた特徴から、どう見ても日本人ではないと察する事が出来る。
『それじゃ後は303号室のカチューシャに聞きなさい。』
大家さんのマシンガントークの一部が蘇る。
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