始まりは突然に

1/5
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ

始まりは突然に

真夜中の県道を走っていく一台の車。どうやら引越ししていくらしい。 10歳位の男の子は車の窓を開け、夜空を見ている。男の子はそっと呟く、 「きっと戻ってくるから…」 寂しそうな男の子を乗せながら、走り去っていく車。それは不思議な出来事を起こすキッカケに過ぎなかった。 七年後 事故の衝撃を語るには充分の、大破した車のすぐ傍に彼は立っていた。 「ここはドコ…?僕はダレ?なんで僕は血まみれなの…?」 そして物語が始まっていく。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!