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初めての告白。
特にモテるわけでも無い、しがない中学生のアタシは、そりゃもうドッキンドッキン。
「え…は!?
なっ…なに言ってんの!」
照れ隠しに冷たくあしらいながらも、ちょっと…いや、かなり浮かれ気味。
「アタシも捨てたモンじゃない♪意外とイケてんのか?」とか勘違いまでしだす。
だって、男の子に「好き」なんて言われた事無かったから。
凄く嬉しかった。
でもそれなりに自分の意志は有ったらしく、「付き合おう」と言う義輝に、「それは無理。だってアタシはお前の事好きじゃないから」とハッキリ答えた、冷たいアタシ。
しかもその後も今までと変わらず義輝と連絡を取り続けちゃう、有る意味強いアタシ。
更に電話の度「ねぇ付き合おうよ」と懲りずに言う、しつこい義輝。
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