プロローグ

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暗くて汚い地下水道を、ダイバースーツを着た男が2人泳いできた。 「よし大丈夫だ、誰もいない。」 1人の男がそう言って水から上がると、もう1人の男も短い返事をして水からあがった。 梯子を上って2人は決められたルートを進んでいく。 しばらくすると警備と思われる兵士が1人うろついていた。 「まさかこんな所まで警備がまわってるなんて、かなり厳重ですね。」 後ろにぴったりついてきている若い男がそう言うと 「相手は1人だ、やるぞ。」 と、すぐにアイコンタクトを送ると、後ろの若い男がスモークGを兵士に投げ込んだ。
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