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「誰や!!」
見えない相手にハンクが問いかける。
「いいでしょう、姿をお見せしますよ。」
するといきなり目の前に細めの男が現れた。
「!!!?」
3人は驚く。それをみて細めの男は言う。
「驚いてもらえて光栄ですよ。私の名前はファントム・ブラッド・レイン。あなた達に血の雨をお見せしようかと・・・。」
丁寧な口調でファントムはエグイ挨拶をする。
すぐにサーフェスがそいつを撃とうとする。
「くそ!おまえがハットさんを!!」
しかしファントムはまたすぐに姿を消して言う。
「姿の見えない相手とは怖いでしょう?恐怖に怯えながら死んでいってください・・・フッフッフッフ。」
それを見てハンクが急に出口に向かって走り出した。
「ハンクさん!どこへ!?」
ハンクは振り替えって言う。
「決まってる、逃げるんだよ!こんなやつ相手してたら死んじまう!」
「そんな!ハットさんを見捨てるんですか!?サリアさんなんとか言ってくださいよ!!」
「・・・・・・・。」
「ハンクさんを止めてくださいよ!」
少し間をおいてサリアが口を開く。
「・・・あなた、ハットを助けたいんでしょ・・?」
真剣な顔でサリアが言う。
サーフェスは即答する。
「もちろんです!でもハンクさんが逃げ出しt・・・」
「だったら!逃げ出すようなやつのことなんて気にしないで戦いなさい!!」
サリアはサーフェスの言葉を途中で掻き消した。
「おやおや身内でトラブルですか?まぁいいでしょう、遠慮なく行きますよ・・・。」
同様を隠し切れないサーフェスが言う。
「そんな・・サリアさんはハンクさんの事を気にしていないんですか?!」
「・・・・。」
「サリアさん!!」
「くるわよサーフェス・・・。相手はナイフ一本。ダメージを最小限に抑えて、生き延びるのよ。」
問いかけを無視してサリアはサーフェスに注意をした。そして勘を頼りに辺りを撃ち始めた。
「くっそおおおおおおお!」
サーフェスは最悪の状態で、気が動転していた。
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