Act3

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「誰や!!」 見えない相手にハンクが問いかける。 「いいでしょう、姿をお見せしますよ。」 するといきなり目の前に細めの男が現れた。 「!!!?」 3人は驚く。それをみて細めの男は言う。 「驚いてもらえて光栄ですよ。私の名前はファントム・ブラッド・レイン。あなた達に血の雨をお見せしようかと・・・。」 丁寧な口調でファントムはエグイ挨拶をする。 すぐにサーフェスがそいつを撃とうとする。 「くそ!おまえがハットさんを!!」 しかしファントムはまたすぐに姿を消して言う。 「姿の見えない相手とは怖いでしょう?恐怖に怯えながら死んでいってください・・・フッフッフッフ。」 それを見てハンクが急に出口に向かって走り出した。 「ハンクさん!どこへ!?」 ハンクは振り替えって言う。 「決まってる、逃げるんだよ!こんなやつ相手してたら死んじまう!」 「そんな!ハットさんを見捨てるんですか!?サリアさんなんとか言ってくださいよ!!」 「・・・・・・・。」 「ハンクさんを止めてくださいよ!」 少し間をおいてサリアが口を開く。 「・・・あなた、ハットを助けたいんでしょ・・?」 真剣な顔でサリアが言う。 サーフェスは即答する。 「もちろんです!でもハンクさんが逃げ出しt・・・」 「だったら!逃げ出すようなやつのことなんて気にしないで戦いなさい!!」 サリアはサーフェスの言葉を途中で掻き消した。 「おやおや身内でトラブルですか?まぁいいでしょう、遠慮なく行きますよ・・・。」 同様を隠し切れないサーフェスが言う。 「そんな・・サリアさんはハンクさんの事を気にしていないんですか?!」 「・・・・。」 「サリアさん!!」 「くるわよサーフェス・・・。相手はナイフ一本。ダメージを最小限に抑えて、生き延びるのよ。」 問いかけを無視してサリアはサーフェスに注意をした。そして勘を頼りに辺りを撃ち始めた。 「くっそおおおおおおお!」 サーフェスは最悪の状態で、気が動転していた。
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